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風のむくまま      気の向くまま      そこはかとなく     書きつづりませう

by pen-p

野生の王国 2

明日続きを書くといって、いったいいつ書くんだ?
と言われそうなほど、間があいてしまったことお許し下さい。

というわけで、前回の続きです。


お義母さんが先日大山田にいるお友達と会って帰ってきたときのこと。
「大山田に大きなネズミがいるらしいなぁ。」と言うので、
「ネズミなら家にもハツカネズミの3倍ほどあるどぶネズミ走ってるよ。」
と答えると、
「違う違う!なんやら川原にいるらしいわ。」
「確か・・・カ・・・・・カ??」
と言うので、
「えっ? ・・・カピバラ?」と半信半疑で答えると、
「そう!そのカピバラ!!」
「いっぱい群れているらしいでぇ!」
と言うではないですか。

(カピバラが日本の野原に、しかもこんな田舎の川原に野生化しているって?!)

以前から、上野の川原にも何匹かのカピバラがいるといううわさ話は聞いたことがありましたが、大山田にしかも群れて大量にいるなんて、かなりの驚きでした。


動物園から逃げてこようにも、上野の近辺には動物園なるものはありません。
おそらくは、ペットとして飼っていたカピバラを野に離したのでしょう。
飼っていた人にしてみれば、何とも思わず離したかもしれませんが、
おおきなネズミを野に離し、放置して、大量発生しているという現実は、
非常に重いモノだと思います。

恐らく、放置し続ければ、近隣の住民(農家)にも被害が出てくるでしょうし、
何より、在来の野生の生き物たちに大きな影響を与えると思います。

北海道の温泉にグッピーを離したところ、数が増えすぎ、駆除しても駆除してもいなくならないというニュースを随分前に読みました。

生き物を飼うということは、その命の責任を最後までみるということ。
その責任を負えない人は、キツイ言い方かもしれませが、生き物を飼ってはいけないと私は思います。
近所の人にも、在来の生き物にも、そして何より、野に放たれたペットに迷惑をかけてしまうのですから・・・。


今日はちょっと真面目なお話になってしまいましたね。
でも、これってとっても大切なことだと思います。
by pen-p | 2008-01-14 09:20 | 伊賀上野 | Comments(0)