にゃん吉さんに
「焼き鯛を甘辛く炊いてみじゃいてまぜごはんにする」
という表現がよくわからず、気になったので
「みじゃく」という言葉を調べてみました。
「押し潰す」という意味でよろしいでしょうか。
とご質問を頂きました。
この「みじゃく」という言葉、使い方としては、
魚の身を骨からはずして身をほぐす時や、
鶏のささみを細くさいたりする時によく使います。
「身」+「さく」
もしくは
「砕く」のことを「くじゃく」といったりするので、
「身」+「くじゃく」→「身じゃく」
かなぁと思ってはいるのですが、詳しい成り立ちは私もしりません。(ゴメンなさい)
ですから、
「焼き鯛を甘辛く炊いてみじゃいてまぜごはんにする」
というのは、
「焼き鯛を一度甘辛く煮て、細かくその身をほぐして、ごはんに入れて、まぜごはんにする」という意味になります。
方言というのは、本当におもしろいものですね。
使っている本人は、方言だ!と思って使ってはいなくても、その土地の人でない人からすると、何を言っているかサッパリ分からないなんてこともよくある話しなんですからね。
また、その方言のその言葉でないとニュアンスが通じなかったりするものもあったり・・・、
本当に方言というのはおもしろいものです。
ちなみに、昨日おばあちゃんが話していた方言で、はじめて聞いた言葉ありました。
その言葉は「ふくつん」
裕福な人がツンとしている様子を言うのだそうですが、
初めは何のことだかサッパリ分かりませんでした。
同じ家に住んでいても通じないコトもあるようです。(笑)