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ぐみごよみ

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錦秋の候・錦繍の候

今日から師走。あと一月で今年も終わりです。
にもかかわらず、今年は暖かいですね。
朝晩はさすがに寒いのですが、12月だというのに、周りはまだ秋色をしています。

先日も車で走っていると、夕日に照らされた風景が、とても鮮やかなのでビックリ!
銀杏並木の葉の半分が歩道を絨毯のように敷き詰め、
残りの半分が並木の枝で夕日に照らされ、黄色い色を一層鮮やかにしていました。
あまりの美しさに、危うく運転しているのを忘れそうになってしまいました。

通りの銀杏だけでなく、伊賀上野は盆地なので、周囲ぐるりと山に囲まれています。
その山々も赤や黄色、その間に緑とそれはきれいに色づいています。
錦秋の候・錦繍の候という言葉を時候の挨拶で用いますが、正に刺繍された錦のような美しさです。

日本の季節は四季に分かれ、その季節毎の美しさがあるのをあらためて感じました。
そして、その美しさをちゃあんと心に刻んできたからこそ、錦秋の候・錦繍の候という言葉が生まれてきたのだろうなぁと思ったのでした。
by pen-p | 2006-12-02 00:00 | 季節・こよみ | Comments(2)
Commented by かわうそ at 2006-12-02 15:06 x
はじめまして。
東の御旅の銀杏の木、綺麗ですね。
前の恵比須神社にあった銀杏も立派でしたのに、道路拡張で切られてしまって残念です。
落ち葉の処理はたいへんですが、紅葉を楽しませてもらっています。
落ち葉焚きが出来なくなって久しいです。
童謡のたきび(かきねのかきねのまがりかど・・・・・)が子どもたちには分からないみたいです。
Commented by ぐみ at 2006-12-02 23:30 x
いらっしゃいませ。かわうそさん。(^^)
東の御旅所の銀杏や恵比須神社が移動したのをご存じとは
ビックリしました。
かわうそさんは以前こちらへいらしたことがあるのかしら??

東の御旅所の銀杏は、知る人ぞ知るという銀杏なのですが、
かなりの大木で、姿良しの銀杏です。
今年はもう黄色の葉を落としてしまいましたが、
葉を落としても樹木の形が綺麗なので、
それはそれで趣があります。
ちなみに、時々話にでてくるくらさか風月堂さんは、この銀杏のすぐ傍にお店があります。

童謡のたきびの「垣根」「焚き火」「しもやけ」。
これらは、その言葉自体、今の子ども達には、耳慣れない言葉なのかもしれませんね。
けど、うちの子達、「しもやけ」は毎年できるので恐らく知っていると思いますよ(笑)