今日から師走。あと一月で今年も終わりです。
にもかかわらず、今年は暖かいですね。
朝晩はさすがに寒いのですが、12月だというのに、周りはまだ秋色をしています。
先日も車で走っていると、夕日に照らされた風景が、とても鮮やかなのでビックリ!
銀杏並木の葉の半分が歩道を絨毯のように敷き詰め、
残りの半分が並木の枝で夕日に照らされ、黄色い色を一層鮮やかにしていました。
あまりの美しさに、危うく運転しているのを忘れそうになってしまいました。
通りの銀杏だけでなく、伊賀上野は盆地なので、周囲ぐるりと山に囲まれています。
その山々も赤や黄色、その間に緑とそれはきれいに色づいています。
錦秋の候・錦繍の候という言葉を時候の挨拶で用いますが、正に刺繍された錦のような美しさです。
日本の季節は四季に分かれ、その季節毎の美しさがあるのをあらためて感じました。
そして、その美しさをちゃあんと心に刻んできたからこそ、錦秋の候・錦繍の候という言葉が生まれてきたのだろうなぁと思ったのでした。