2006年 10月 14日
さんま
裏にすだちがたわわに実ってきたので、先日さんまの塩焼きに添えてみました。
さんまの塩焼きだけよりもとてもおいしくいただきました。 さんまを食べつつ、以前「にほんごであそぼファンサイト」で話に出た、 「秋刀魚の歌」にまつわるやりとりを思い出して懐かしく思い出しました。 詳しくは http://www2.odn.ne.jp/~nihongodeasobo/konitan/sanma.htm に「にほんごであそぼファンサイト」の管理人さんが残して下さってますので、そちらをご覧下さい。 あのころ、初めてインターネットという道具は、全然違う場所に住む色んな人たちの色んな話を聞くことが出来るものなんだと実感しました。 楽しかったなぁ。 くっちゃんさんともそれ以来のご縁ですね。 これからもよろしくお願いしますね。m(- -)m そういえば、伊賀ではまるのまんまのさんまは、「さんま」なのですが、 開いてさんまのひらきにしてあるものは、「さえら」と呼んでいます。 関西の他の地域でも、「さんま」=「さえら」のところはあるようなのですが、 伊賀ではやっぱり「さんまのひらき」=「さえら」ですねぇ。 もしかすると、伊賀は山奥だったので、紀州や大阪の方からさんまを運んできてもらう場合、生では腐ってしまうので、さんまの干物を「さえら」として運んでもらっていたという経緯があるのかもしれないなぁと考えてみたりしています。 さんま、さんま、さんま 苦いか 塩つぱいか (「秋刀魚の歌」 佐藤春夫) 秋の食卓を彩る庶民の味さんま。 栄養もあるし、おいしいし、明日のお夕飯もさんまとすだちでいただこうかしら?!
by pen-p
| 2006-10-14 00:32
| 季節・こよみ
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Comments(11)
さんまを食べるときはいつも「秋刀魚の歌」を思い出します。
うちの娘も「かるたにあった!」と言いながら食べています。 あの時からのぐみさんとのご縁ですものね。 こちらこそ、よろしくお願い致します。 ところで我が家のあたりでは、さんまのひらきはそのまんま「さんまのひらき」です。 でも、桜干しにしたものは「ボト」と言うんだそうです。スーパーの魚売り場ではそう表示されて売られています。
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ぐみ
at 2006-10-15 01:28
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「ボト」こと「さんまの桜干し」は、早い話が「さんまのみりん干し」のことです(^^;)
でも、たとえば「さばのみりん干し」などと比べると、赤いんですよ。 だもので「桜干し」と呼ばれているのだと思います。おいしいですよ♪
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ぐみ
at 2006-10-15 23:27
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やっぱりみりん干しなんですね。
魚を問わず、みりん干しっておいしいですよね。 子どもたちは何故か好きではないようなのですが、 私は、普通の干物よりみりん干しの方が好きです。 身がやわらかいし、甘みもあって、魚の臭みもあまりないし。ね。 ただ、焼くのが難しい!! ちょっと目を離して他の料理にかまけていると真っ黒け!なんてことも起こっちゃうんです。 ほどよい焼き加減が難しいんですよね。 明日は何かのみりん干しにしようかな? ・・・ものすごく単純ですね。(笑)
うちの娘が桜干しを好きなのでよく買ってきては焼くのですが・・・うっかりして真っ黒にしてしまったことが何度も(^^;)あります。
かといって焼きが足りないと生っぽいですし・・・難しいです。 でも、さんまに限らず、みりん干しはおいしい!ですよね(^o^) 話は全然変わるんですけれど、伊賀上野に「生琉里」という地名があるんですね。 実は職場の同僚のお父様が亡くなられて、そのお知らせが今日回ってきたんですが、ご葬儀の会場がそちらなんです。 上司の命で弔電を打つことになって、何と読むのかわからずに調べていたら「ふるさと」と読むのだと知った次第。 どのような謂れがあるんでしょうね、という話になりました。 ぐみさん、ご存知ないですか?
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おっさん
at 2006-10-17 00:04
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天理教の信者の方で、満州を開拓するため渡海され、むこうで苦労して農地を開墾したら戦争に負け、今度は日本に引き揚げて来られて山を切り開いて今の「生琉里」という場所を造られたそうです。
「生琉里」は、満州での開拓地につけた名前であったとも聞きました。 苦労の結晶のような名前です。
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ぐみ
at 2006-10-17 08:03
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異国の地で自ら開拓した地に「ふるさと」と名付けたその心情を思うとせつなくなります。
そして、その異国の地を不本意ながら離れ、また自ら生きる地を切り開いて同じ「ふるさと」と名付けたというのは、なんとも胸につまるお話です。 おっさんさま。「生琉里」のいわれを教えていただいてありがとうございました。全く知りませんでしたので勉強になりました。 また、伊賀のこといろいろと教えて下さい。ね。
おっさんさま。
「生琉里」のいわれについて教えて下さって、ありがとうございました。 ほんとうに、苦労の結晶のような名前ですね。 ぐみさんの書かれているように、異国の地につけた「ふるさと」という名前、そしてその土地から離れて新たに切り開いた土地にもう一度「ふるさと」と名づけたその心情を思うと・・・胸にぐっとくるものがあります。
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スーさん
at 2006-10-20 18:15
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話の流れを乱してすみません。
わたしはサンマを「焼鳥屋」でいただきます。 基本的に炭火のコントロールが絶妙だから、すんごく美味しく焼いてくれるのです。焼鳥屋で焼鳥を食べずにサンマを2~3本食べていく、イヤな客です。 この時期は、その焼鳥屋さんに入ると「きょうはサンマ、何本いきますか?」って言われます。
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ぐみ
at 2006-10-20 23:38
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さんまを2〜3本ですか。スーさんすごいですね。
とてもじゃないけど一度にそんなに私食べられません(笑) もしかしてスーさんはさんまのお腹もOKですか? というかさんまの内蔵がなければさんまじゃない!という方なのかしら??
>> もしかしてスーさんはさんまのお腹もOKですか?
OKですよ。「サンマ苦いか」ですね。苦い分には問題ないです。 ただ、古いものは生臭くてダメです。 >> というかさんまの内蔵がなければさんまじゃない!という方なのかしら?? 「サンマのヒラキ」も好きですから、内臓は無くてもオケですよ。 アブラののった、新鮮なサンマの、上手に焼けたものの内臓ならば、食べられない人の分までもらって食べちゃいますね。 そんな感じで、ごくごく普通のお返事になってしまって、面白くなくてすみませんです。 たまにTVで報道されますが、古いサンマを新しく見せる「サンマ、ピカピカ剤(法で使用は禁止されている)」で処理されたものが、いまだにあるようで、残念です。新しそうに見えたのに、内臓が生臭い時には、ピカピカ処理サンマかな?なんて、勘ぐってしまいます。 |
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