ぐみごよみ


風のむくまま      気の向くまま      そこはかとなく     書きつづりませう
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やんばいのぉ

実家の母の出所は、奈良県の山添村というところです。
私が小さい頃、よく遊びに行ったのですが、この辺りは、奈良県とはいうものの、一種独特の言語形態をしておりました。

ある日、山添に遊びに行っている時のこと、親戚のおばちゃんと近所の人が、
「やんばいのぉ。」「ああ、ほんまに。」という会話をしていたのを聞いて、
後から母に聞きました。「おかあちゃん。やんばいのぉって何ていう意味?」
すると「やんばいのぉっていうのは、お天気がいいですね。って意味やで。」と教えてくれました。
(えっ!お天気がいいのに「やばい」って何かおかしいなぁ)と子ども心に思ったのでした。
ちなみに、お天気が悪いときは「うっとしのぉ」だそうです。


今となって考えてみるとこの「やんばい」という言葉は、もしかすると、
「ええあんばいやのぉ(よいお天気ですね)」が
「あんばいやのぉ」となり
「やんばいのぉ」となまっていったのかもしれないなぁと思ったりしています。

方言というのは、やっぱり奥が深いものですね。

追伸:もしかすると、都市部では、「あんばい」自体が既に使われていない気も
   するのですが、如何なものでしょうね。
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by pen-p | 2006-06-30 22:56 | 方言・伊賀弁 | Comments(3)
Commented by くっちゃん at 2006-07-03 22:00 x
「やんばいのぉ」は、初めて聞きました。
奈良県でも、地域が違うと言葉が変わりますしね(^^;)
「あんばい」も、そういえば聞かなくなりました。
田辺聖子さんの大阪弁について書かれたエッセイには出てきてましたよ。
「いい湯だな♪」というあの歌を、大阪弁で書くと「ええあんばいの湯ゥやなぁ」になって、せっかくのお風呂がさめてしまう、と書かれていたのが妙に記憶に残っています(笑)
Commented by ぐみ at 2006-07-05 11:42 x
ホントですね。お風呂がさめてしまうとは、なかなか上手な表現ですね。(笑)

ところで、
くっちゃんさんは、
「あんぢょう」って言葉はご存じですか?
「きちんとしておきなさい」って時に
「あんぢょうしとき」とか
「上手に出来た」が「あんぢょう出来た」とかで使う
「あんぢょう」です。

古語辞書には
「上方方言として、ぐわいよく。うまく。の意」としてのっています。
これも「あんばい」同様、最近あまり聞かれなくなった関西弁の1つかしら?ね。
・・・でも実はどちらも私、時々使ってしまったりしています。
ハイ!田舎もんです(笑)
Commented by くっちゃん at 2006-07-05 23:17 x
「あんぢょう」。使わないですけど、聞いたことはありますよ。
使い方はぐみさんの書かれているとおり、「あんぢょうしとき」が一番ポピュラーなような気が。
ぐみさんは最近あまり聞かれなくなった関西弁にお詳しいですね。
もっといろいろ、聞かせて下さいな♪
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