冬になれば、食べたくなるもののひとつに「でっちようかん」があります。
味や、口触りは水ようかんのようなのですが、伊賀上野の「でっちようかん」はナゼか冬の食べ物です。
最近では、上野の和菓子屋さんでも夏に「でっちようかん」を売っているところもありますが、やっぱり基本は冬です。
昔、和菓子屋さんで羊羹を作った後、丁稚さんが水をいれて固めたのが始まりだとか。ホントかどうかは怪しいですが、そう言われています。
お土産にでも持っていけそうな包装をしてあるお店もありますが、普通は総菜を入れて売っているパックに流し込んで作られているので、「でっちようかん」は、間違いなく普段づかいのお菓子です。あったかーい部屋でつめたーく冷えた「でっちようかん」を口にほおばると、自然と笑い顔になってしまいます。
くらさかさんに行って買ってこようかなぁ。