主人公の笠原郁ちゃんは、
教育期間に教官だった堂上篤くんのことを
「堂上教官」と呼んでいました。
教育期間を過ぎて、
ライブラリータスクフォースの堂上班に配属されてからも
「堂上二正」と呼ばず
「堂上教官」と呼んでいました。
その後、
紆余曲折というか
もどかしいにもほどがある!!
と読者をにやにや
やきもきさせながらも
恋人になるのですが、
その後も
「堂上教官」と呼び続けています。
でも・・・
とうとう『図書館戦争 別冊Ⅰ』の一番最後のシーン。
堂上教官がプロポーズをして
郁ちゃんのOKを取り付けた後の駅でのシーンで、
「堂上教官」とプライベートで呼ばれるのはもうゴメンだと言って、
すぐここで、名前で呼ぶことを求めます。
このとき初めて「堂上教官」から「篤さん」になりました(^^)
なんともめんどくさい二人です。
と笑いながら読んでいたのですが・・・
ハタと自分はどう??
と思いました。
今は「おとうちゃんと」呼んでいるけれど・・・
子どもが生まれる前は
下の名前のさんづけ。
しかも、
なが~い先輩期間は
苗字にさんづけででした。
いつ変わったんだろう・・・覚えてないぞ(笑)
なんて「呼び名」を思い出してるうちに、
毎週休みといえば、
電車に乗って
上野から江坂まで出かけて行ってたことだとか。
電話かけたまま寝てしまって朝ビックリしたことだとか(笑)。
頭なでてもらうのがすきだったことだとか。
その左手がすきだったことだとか。
なんだか色々派生事項を思い出して、
勝手に
嬉しかったり
恥ずかしかったり(笑)
ついでに、
思い出すのも辛いことまで思い出して
吐きそうに胃が痛くなってしまいましたが(苦笑)
でも辛かったことも含めて
今の私達があるのは、
そんなあんなこんながあったからなんだなぁ~って
そんな風に思いました。
日常生活の中に埋没して
あんなこんながあったことも忘れてしまいがちだけれど、
私達にとって大事なこと
色々思い出しました。(^^)
ベタ甘でめんどうくさい郁ちゃんと堂上教官には
ありがとう(^▽^)/
です。ね。