思ったことなどつれづれに・・・図書館戦争 検閲のある世界

       図書館の自由に関する宣言(抜粋)


図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、
資料と施設を提供することを、もっとも重要な任務とする。
この任務を果たすため、図書館は次のことを確認し実践する。

第1 図書館は資料収集の自由を有する。

第2 図書館は資料提供の自由を有する。

第3 図書館は利用者の秘密を守る。

第4 図書館はすべての検閲に反対する。

図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る。



図書館の自由に関する宣言
1954  採 択
1979  改 訂
http://www.jla.or.jp/library/gudeline/tabid/232/Default.aspx
(日本図書館協会ホームページ)




実は私、図書館司書の免許を持っています。
大学で講義も受けました。

が、

この宣言、勉強した記憶がありません。
図書館の開架か閉架かどうかとか、
分類法とか
レファレンスサービスの話とか
そんなことは習ったけれど、
本質中の本質であろうところは習わなかった気がします。



そもそも検閲は、
日本国憲法によりそれを禁じられており、
本来は、検閲は行われていないものであるはずです。

しかし、
現在の社会でも、
人権を守るため
子どもを守るためという言葉のもとで、
検閲のようなものが行われているのも事実です。

図書館戦争を読むまで、
私自身は、
検閲があってもいいのではと思っていました。
とくに、
子どもが目にするものにはある程度の
フィルターが必要なのではないかと思っていました。

しかし、
そのフィルターは
法律により
もしくは国の圧力によりかけられるものでなく、
親がその自らの責任により、
子どもに与える情報(本・音楽・映像・・・etc)を
取捨選択すべきものであるのだと
今更ながらですが、
思いました。


検閲は、
国の思惑と違う思想信条を
国の都合の悪い事実を
国民が自ら判断する以前に、
国により
法により
力により
ねじ伏せ
目に触れされない
気づかせない
そういうものなのだと改めて思いました。


だからこそ、
図書館戦争の世界では
銃火器を用いて
その検閲を断行しようとする
良化隊と対抗すべく
図書隊が作られ、
敵対しているのです。

泥をかぶっても
血をかぶっても
守らなくてはならないものを守るために。

本編1巻に出てきた
日野の悪夢は
読みながら泣きそうになりました。
そこまで・・・するか  って


そんな世界がフィクションであることを
ありがたく思いつつ、
笑い話でありつづけてほしいと
願っています。
[PR]

by pen-p | 2012-07-19 08:36 | その他 | Comments(0)