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ぐみごよみ

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あなたのおかげで助かった命がたくさんあります

束田進也さん。

このブログを読んでくださっている方の中で、
この方を知ってる方がどれくらいいてくださるのでしょか?


でも、
この方のおかげでとてもたくさんの命が助かっています。


この束田さん、
緊急地震速報の開発者です。



今回の震災で
海外から驚かれているものの一つに、
震災当時、80本を越える新幹線が走っていたにもかからわず、
1本も脱線することなく
とまることができたことがあります。

1本でも脱線していたら、
また、多くの方が被害にあわれていたでしょう。


なぜ、新幹線は脱線せず
なぜ、新幹線は止まれたのか。


それは、緊急地震速報により、
本震がくる前に、
減速できていたことが大きいようです。
もちろん、新幹線自体の性能も当然あったと思います。
でも、トップスピードで被災していたら、
やはりただではすまなかったと思います。


束田さんのことはTVで放送されたことがあり
しっていました。
このシステムを開発してからは
何かあるといけないので、
東京から離れることができなくなった
と笑って話されていました。

最初電車に利用され、
その後、
TV・ラジオ・携帯でも緊急地震速報が使われるようになりました。

直下の地震では
速報が間に合わなかったり、
海洋性の地震でも
震度が小さかったりすると、

どうしても
緊急地震速報って・・・
という感じになりがちですが、

海洋性の地震の場合、
(東日本大震災でもそうですが、)
震源地が揺れてから、
陸地が揺れるまでの時間差があります。

その時間差で、
地震がくることに対する
備えができます。

車を安全に止める。
電車を安全に止める。
火を消す。
逃げ道を確保する。
机の下に隠れる。
夜なら懐中電灯を手にする。
家の中ではだしなら
靴を履く。

そして一番大事な
「地震がくる!」という心構えができる。


緊急地震速報という情報を
どう利用するかは、
利用者である
私たちにかかっています。

もし〇〇の場所で緊急地震速報の情報を得たら・・・


もしもの時のシュミレーションを頭の中でしておくだけで、
慌てず急いで行動できるように思います。
子どもさんがいるご家庭でしたら、
子どもさんにももしこの時ならどこへ隠れる?
どうする?と話しておくことも大切だと思います。



束田進也さん。
ほんとうにありがとうございます。
あなたのお陰で
助けられた命がたくさんあります。

そして、
これからも多くの人の命を守ってくれると
思っています。


明日へ命をつなぐために今できることを
考え、していくことが大切ですね。
by pen-p | 2011-04-09 08:34 | Comments(0)