ぐみごよみ

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風のむくまま      気の向くまま      そこはかとなく     書きつづりませう

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まっしろな やみ

 昨日の朝、お兄ちゃんが登校しようと、表へ出ると、
「おかあちゃん、今日雨?」と聞きました。
「今日は、お天気いいって言ってたよ。」と答えて気付きました。
 霧が立ちこめていたんです。

 ちょうど、今時分の肌寒くなってきた頃から、霜が降りる頃まで、伊賀上野では、朝よくまっしろな霧が町中を覆い尽くします。
 50m先が全く見えないくらいの濃霧。放射冷却現象らしいのですが、それはみごとな霧です。
 日本シリーズの第1戦の濃霧よりまだ濃い霧がちょくちょく発生します。しかも、霧が出ても、きまって朝9時頃には、きれいにどこかへ行ってしまい、気持ちのいい青空が空一面にひろがっていきます。霧がかかるというよりは、上野の町全体が雲の中に入ってしまうような感じです。

 保育園に行っていた頃は、朝出掛けるのが遅かったので、今までこんな霧に会ったことのなかったおにいちゃん。最初は驚いていたようですが、
「霧の中、行って来るわ!!」と元気に出掛けていきました。
 こんな風に、地域地域の風土の中で、人は育って行くのですね。これで彼も、朝、霧が濃かったら、その日は、晴れ!というのを身をもって体験し、記憶したことでしょう。
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by pen-p | 2005-10-29 14:26 | 季節・こよみ | Comments(2)

最近のおじいちゃん

 最近ウサギのおじいちゃんは、うちにも馴染んでいる(?)ようで、子どもが横で、大暴れしていても、それほど驚かなくなっています。

 ウサギは夜行性らしく、昼間はじっとしているのですが、夜中になるとガサガサ動きだします。そこで、私が寝る前に、エサをやって寝るようにしているのですが、時間が分かるのか、お腹がすいてくるのか、エサの袋の音がするので分かるのか、エサをやろうとすると、ケージをバンバンたたきます。

 エサをもらうと、少しおとなしくなるのですが、しばらく食べて、お腹の方がジッとすると、またケージをバンバンたたくのです。
 「何か、もっと欲しいの?」と様子を見に行っても、エサも水も入っています。「?」と思って、ウサギのそばから離れようとすると、またバンバン!!
 「そばにいて欲しいの?」と何するわけでなく、ウサギのそばに座ってやって、ジッと様子を見ていてやりました。
 すると、暴れることなく、毛繕いをしたり、お水を飲んだり、私の顔をのぞき込んだりしています。しばらくして、「じゃあ、私は寝てくるね!」と行きかけるとまたバンバン!!
 そう、ウサギさんはそばにいて欲しかったんですね。
何をしてもらうわけでなくても、そばにいて欲しかったんです。うちにきて6ヶ月、少しうちの家族として馴染んできたようです。

 やっぱりウサギでもひとりはさびしいんですね。
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by pen-p | 2005-10-27 08:14 | うちのいきもの | Comments(0)
 昨日天神秋祭りの本宮でした。
おにいちゃんと弟くんとおかあちゃんの3人で出掛けました。

 鬼行列の大御幣が見えてくると、体中から緊張しているオーラが2人の子ども特に弟くんから出ていました。ほら貝の音と太鼓の「ドンドンドンドン ドンドコドンドン ドンドン」の音、鬼の持つ金棒の引きずる音が近づいてきました。
「今年も泣くかな?」と思いつつ、腰が引けている子ども達と一緒に鬼を待ちました。
 顔の前まで鬼が顔を近づけて来ても、ひょろつき鬼が寄ってきても弟くんもおにいちゃんもがんばりました。
 鬼の休憩の時、「もう5歳になったで、こわないわ」と言った弟くん。「じゃあ、写真一緒に撮ってもらおう」と言うと、「写真はアカン。絶対アカン。」としがみついてきました。
 全ての鬼が言ってしまうと、顔から緊張がとけ、いつもの子ども達の表情になりました。そうして「やっぱり、大きなったで全然こわなかったわ。」ともう一度言っていました。でもね、手は汗でぬれていました。そりゃこわかったんでしょう。

 年々大きくなりますね。子どもは。目に見えて大きくなっていきます。体も心も、感心するほどです。普段の生活では気づかずにすぎてしまうのですが、ちょっと特別なことがあると、本当によくわかります。来年は、一体どんな風になっているのやら。
 一体、いつまで「おかあちゃん、行こ!」と言うのやら。
・・・来年の天神祭がまた楽しみになりました。

 ちなみに、今年は、人形すくいで弟くんおぼれませんでした。
自分でも「今年は、はまらへんだなぁ。」と言っていました(笑)
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by pen-p | 2005-10-26 08:22 | 伊賀上野 | Comments(0)

秋の花

 秋の花と言えば、まず最初に出てくるのが秋の七草ですね。

萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また 藤袴 朝貌の花
(はぎのはな おばな くずはな なでしこのはな おみなえし また ふじばかま あさがおのはな)   山上 憶良

(このあさがおは、桔梗のことだと聞いたことがあります。)

 うちの庭では、お盆の頃、萩が満開でした。同じ頃桔梗が咲いてました。
今は、藤袴が咲いているのと、裏のあぜにすすき(尾花)が風にゆれているくらいでしょうか。葛や女郎花は見なかったなぁ。なでしこは、今の時期に咲くものはうちにはありません。
 他、咲いているものといえば、秋海棠( シュウカイドウ)や秋明菊 (しゅうめいぎく)・杜鵑草 (ほととぎす)なんかが咲いています。少し前なら隣のうちの前に金木犀(きんもくせい)が咲いて香りを放っていました。

 金木犀の花が咲き始めると、忘れていても自分の誕生日思い出します。
 この花だけは、花が見えなくても香りで季節を教えてくれるので、どんなに忙しさにかまけていても、金木犀が誕生日教えてくれるんです。
 少し前になりますが、今年もちゃあんと、1つ歳を重ねさせていただきました。(笑)
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by pen-p | 2005-10-22 01:00 | 季節・こよみ | Comments(4)

かたやき

 伊賀上野の名物に「かたやき」というおせんべいがあります。
 この「かたやき」名前のとおり、非常にかたいせんべいで、昔ある4コマまんがで、「このせんべい、くぎまで打てる」と言われたことがあるほど、かたいせんべいです。
 ところが、焼きたてはというと、これが、柔らかいんです。ちょっとかためのホットケーキのようです。そして、時間と共にかたくなり、一晩置くと、「かたやき」のかたさになります。
 私、この「やわらかいかたやき」が好きで、小さい頃、近所にあった、かたやきやさんへよく買いに行ったものです。でも、この「やわらかいかたやき」はいつでもお店にあるものでなく、たまたま買いに行った時に、焼き上がったばかりだと手に入れることができるという代物でした。
 
 昨日、主人がたまたまもらって来たのを、本当に久しぶりに口にしました。
 おいしかった。です。

 ところで、関西でおせんべいというと、小麦粉にさとうやその他もろもろを入れたものを言って、関東では、米から作ったものをいうと聞いたことがあります。
「かたやき」は前者に入るのだと思います。
 一度機会があれば、御賞味あれ!
(本当にかたいので、普通のせんべいのようにかぶりつかない方がいいと思います。)
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by pen-p | 2005-10-20 00:23 | 伊賀上野 | Comments(8)

十三夜

 昨日は、十三夜でした。
ばたばたしていて、すっかり忘れていましたが、今日夜空にぽっかりと浮かぶお月さんを見て、思い出しました。
 片見月となってしまいましたが、今日の月も美しいお月さんでした。

 十五夜が芋名月、十三夜は栗名月と言われていますね。
尾花(すすき)や団子などと一緒に、十五夜はさといもを、十三夜には栗や豆をお供えするのだそうです。
 ちなみに、十五夜にはお団子を15個、十三夜には13個というところもあるのだとか。

 お月さんのきれいに見える夜は、なんだかしみじみするのは、私だけではないでしょうね。
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by pen-p | 2005-10-17 00:02 | 季節・こよみ | Comments(0)

遠足のおべんとう

 先日、ぜんそくが良くなった弟くんが、遠足に行きました。
「遠足に持っていくおべんとう、何がいい?」と尋ねると。
「ぼくの食べたいもん?」と言うので、
「何おべんとうに入れて欲しい?」ともう一度聞くと、
しばらく考えて、
「おすしとざるそばとラーメン」と答えました。

 おすしは、のりまきやおいなりさんでなく、にぎりでないとダメと言うので、おべんとうには、入りません。
 おそばは、入らなくはないでしょうけど、普通は遠足のおべんとうには入れないですよね。
 ラーメン。・・・・。どーやって入れるのか、私が聞きたいです。

 「ちょっと、無理みたい。」と正直に弟くんに話して、「ウインナーと玉子焼き」で納得してもらい、約束しました。

 当日、遠足から帰ってきた彼に、「おべんとうおいしかった?」と聞くと、
「おべんとうはおいしかったケド、デザートになんででっちようかん入ってないの?」
と言い出しました。
「でっちようかんって・・・。おべんとうのデザートに入れへんやろー。」
と思ってよくよく話をきいていると、「でっちようかん」ではなく彼のいう「でっちようかん」は伊勢名物「赤福餅」でした。
 でも、おべんとうに「赤福餅」入れて食べている人、私は見たことありません。

 弟くんの発想には、時々ついていけません。
 彼は極めて真面目に話しているのですが、大人から見ると、かなり笑えるお話ですよね。やっぱり。
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by pen-p | 2005-10-15 00:28 | こども | Comments(1)

季節のかわりめ

 毎年、この頃うちのお子様たちは体調を崩します。

 今も、弟くんは軽い風邪&ぜんそく。お兄ちゃんは、頚部リンパ腺炎&扁桃腺炎ついでにお父ちゃんまで、リンパ腺と扁桃腺をやられています。
 まったく、トホホです。

 えっ?わたし?
 気候のいい秋。おいしいものが一杯の秋。
 こんな一番いい季節ですもの、当然おいしいものを一杯食べて、元気ぱんぱんでございます。(^▽^)
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by pen-p | 2005-10-11 08:03 | こども | Comments(5)

秋の祭2 上野天神秋祭3

 お兄ちゃんが4歳の頃、まだ鬼行列の鬼をえらく怖がっていました。そこで、お兄ちゃんは考えました。「鬼のお友達になれば、怖がらせないかも。」と。
 お兄ちゃんは、その年の上野祭に、節分の時の豆まきの豆についていた鬼の面を頭にのせて、祭にでかけました。

 鬼の行列がやってくると、頭から顔へとお面をおろし、鬼になりました。
 行列の鬼は、鬼の面をかぶっているお兄ちゃんの方へやっぱり、というか余計寄って来ました。頭をなでなでしてくれる鬼もいました。一緒に行こかと誘いに来てくれる鬼もいました。

 お兄ちゃんの思惑は、えらくはずれてしまったのでした。

 お面を外したお兄ちゃんの目には、いっぱい涙がたまっていました。
 翌年から当然のことながら、お面を付けて行くとはいいませんでした。

 上野祭の鬼行列は、見ている方も、鬼の中の大人達も、子どもの子どもらしい姿をニコニコと毎年見つめているのです。そして、その子ども達が大人になったとき、自分達の子どもをそうやって見つめていくのでしょう。

 お兄ちゃんも弟くんも、いつかそうやって自分の子どもの泣く姿をニコニコ見つめるんでしょうね。
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by pen-p | 2005-10-10 09:27 | 伊賀上野 | Comments(0)
 上野祭というと、去年の弟くん。
 鬼行列が行って安心したのか、絶好調で、露店めぐりをしていました。

 そこで、人形つりを発見。釣り竿のようなぼうで、キャラクターの小さい人形をつるといった遊びでした。
 どうしても欲しいキャラクターがあった弟くん。それが流れていくのを追って、体を乗り出し、ジャバーン!!人形の流れている水の中にダイブしたのです!
 「夏祭りで暑いときは、時々中に自分から入る子もいたけど、こんなに涼しくなってから、中に入る子は始めてだよ。」と露店のおっちゃんにも言われる始末。
 幸い着替え一式を持ち歩いていたので、人の往来する中、シャツからパンツからズボンから、靴下以外は全部着替えました・・・。
 ところでその人形。おにいちゃんが弟くんの欲しいと言っていたキャラクターを取ってくれたにもかかわらず、結局彼が選んで持って帰ったのは、ソフトクリームの形の人形。
 飛び込むほど欲しかった筈なのにナゼ???
 彼はやっぱり分かりません???

 あれから1年。今年の祭りでは、何をしでかしてくれるのやら、今からちょっと不安なおかあちゃんなのでした。
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by pen-p | 2005-10-09 11:59 | 伊賀上野 | Comments(0)

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