風のむくまま      気の向くまま      そこはかとなく     書きつづりませう

by pen-p

えらい

「うちの会社のえらいさんが えらい昨日暑かったさかい えらてしゃあない って 言うてたわ。」

と言う伊賀の日常会話では普通にありそうなのですが、

「えらい」の使い方、
3種類あるのにお気づきでしょうか?


1、えらいさん  ・・・偉い人
2、えらい暑かった・・・すごく暑かった
3、えらて    ・・・しんどい
です。


今一般的に使われているのはまずは「1」。
「2」も使われてるかな?
「えらく難しい問題」とか「えらく賢い」とか・・・一般的に使う?かな?
「3」はあんまり一般的には使わないかしら?「体がえらい」とか「今日はめっちゃえらい」とか


実は、
「えらい」という言葉、
本来は、
「偉い人」より「すごく」や「痛い」の意味のほうが普通だったようです。


えらい【豪い・偉い】
1苦しい。痛い
2すごい。たいしたものだ。   (『古語辞典』旺文社)

1苦しい。痛い。は、今の方がニュアンス的には軽めにはなっていますが、
 体の状態が良くないことをあらわす意味があるようです。



方言は古語の宝庫ですね。
本当におもしろいものです。

皆さんも何気なく普通に使ってる言葉、
もしかすると古語かもしれませんよ。(笑)
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by pen-p | 2012-08-11 00:32 | 方言・伊賀弁 | Comments(0)