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風のむくまま      気の向くまま      そこはかとなく     書きつづりませう

by pen-p

おもちにまつわるエトセトラ

年末、友達からメールがきました。
おもちつきを「午の日」にしたら駄目だっていうけどどうして?といった内容でした。

おもちつきには、避けなきゃいけない日があるとこの辺では言い伝えられています。

1つは「9」の付く日。年末だと29日
もう一つは「午の日」。この年末だと28日でした。


「9」の付く日は、単に語呂合わせだとおもうのですが、
「苦もち」だから駄目なんだそうです。

「午の日」は「午の日」におもちをつくと火事になるって聞いたことがあるのですが、
なぜ、「午の日」で「火事」なのかはわかりません。


で、年が明けてから調べてみました。
(年末はそれどころじゃなくバタバタしていたものですから(^^;)


「午」という干支は、五行思想でいう「火」を司っているようで、
「午」と「火」の関係はもちつきだけに限らずあるようです。

立春から最初の初午さん。
伏見稲荷大社で大々的におこなわれているこの祀りでも、
立春からあまりはやいうちに初午があると「火事になる」とか「縁起がよくない」とか
いわれているのだとか。

おそらくこの「午」と「火」というのは、そのあたりから関連して
お正月のおめでたいお餅を付く日に
「午の日」をはずしているんじゃないかなぁと思っています。



そうそう!

お鏡さんのお飾りにのせる「ゆずりは」が
スーパーで「ご自由にお持ち下さい」と書いてあったので
他の買い物の商品と一緒にカゴに入れてレジへ行くと、
レジをうってたおばちゃんが
「このはっぱ何に使うの?」って尋ねて来るんです。
「え?ゆずりは? これは鏡餅の上にのせるんです。」
と言うと
「へ〜そうなんやぁ」と言う返事。
どう見ても50才以上のそのおばちゃん、
うちでお鏡さん飾ってないのかしら???と思いつつ帰ってきました。

でもね、
もしかしたら、そのおばちゃんち、スーパーでうってる、
お餅やさんのプラスチックに入ってるお鏡さん飾ってあったら、
ゆずりは知らないだろうなぁとふと思ったのでした。



年が明け、
そのお鏡さんも、ちゃんと鏡開きをしました。
昨日は七草粥も食べました。

そして・・・
悪戦苦闘の書き初めをもって、
今日から子どもらも学校へ行きました。

さぁ!!
平成22年も本格始動です。ね。
by pen-p | 2010-01-08 08:23 | 季節・こよみ | Comments(0)