ぐみごよみ

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風のむくまま      気の向くまま      そこはかとなく     書きつづりませう

豆炭

啓蟄とはいえ、まだまだ暖かかったり寒かったりの毎日です。
夜ともなれば、まだ湯湯婆を入れる日もあります。

先日湯湯婆に湯を入れながら、
「そういえば、おばあちゃん(私の実の祖母)は〔豆炭アンカ〕を使ってたなぁ。」
と思い出しました。

子どもの頃、冬の日の夕方あたりになりますとお母さんが
「おばあちゃんのとこから おこた 持ってきて!」
と言います。
私は、「はーい」と返事をし、
おばあちゃんのお布団から、豆炭アンカを取り出して、台所まで持っていき、
火傷防止と保温の為に巻かれている布をはずして、
パチン!!と留め具をはずし、
中で冷えてしまって灰になった豆炭を 
かどに棄てました。

お母さんがいこしてくれた アツアツの豆炭を
アンカの中に入れ、パチンと留め、
きちんと布でくるんで、
またお布団に戻すのです。

でも、いくらお願いしても
まめたんを いこすのはさせてはくれませんでした。

今思えば、火傷の心配だけじゃなく、
一酸化炭素中毒も心配してのことだったのかもしれません。



豆炭をいこす・・・。
懐かしい響きだなぁと思いつつ、
「いこす」を辞書で調べてみましたが、
国語辞典にも古語辞典にも載っていませんでした。


「いこす」って伊賀弁なのかしら?
それとも関西標準語なのかしら??
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Commented by COSMIC at 2009-03-11 20:47 x
はじめまして。生れてから18歳まで伊賀で育ちました。「いこす」って言いますよね。Googleで検索したら、意外といろんな地方で使われてるようです。阿波弁、泉州弁、和歌山の田辺弁など。でも、伊賀弁、懐かしいです。
うちでは「電車が混んでいる」ことを「つんでる」と言ってたのですが、ご存知ですか? 造語なのかなぁ。
Commented by ぐみ at 2009-03-12 08:03 x
COSMICさんはじめまして
コメントありがとうございます。
またよかったら遊びにいらしてくださいね♪

「つんでる」いいますよ。
造語ではないです。
伊賀弁です(^^)
ちなみに・・・
「雨がじっとしてきた」も
「机つって」も
ベーシック伊賀弁です(笑)
Commented by COSMIC at 2009-03-12 09:29 x
おはようございます。
「つんでる」通じますか!よかった。大阪へ来て「つんでるって何?」と聞かれたので。「机つって」って言いますよね。これも伊賀弁なんですか。皆、そう言うのかと思ってました(^^;
ちなみになぜ伊賀弁について調べていたかというと、「納棺夫日記」を読み、地方によっていろんな葬儀の習慣があるということで、母が「昔は火葬場のことを『おっぱしょ』と呼んでいた」と言っていたような気がして検索したけど、ありませんでした。もう一度、確かめてみようかな。
Commented by COSMIC at 2009-03-12 14:26 x
何度もすみません。母に電話したら「おっぱしょ」はゴミ焼却場のことだったそうです。「おっぱ」は「おんぶ」のことで、「おんぶお化け」みたいなのが出そうなほど、淋しい場所だったそうです。失礼しました。
Commented by ぐみ at 2009-03-13 08:26 x
斎場は「やきば」といいますね。

ところで、「おっぱしょ」には悲しいお話があるんです。
・・・むかしむかし、小さな子どもの命を守ろうとした乳母が、徳居町のつきあたりで切られてしまったのだとか。
その後、その近辺では
「おっぱしょ だっこしょ」と言って幽霊が出るといわれるようになったのだそうです。
そしてその場所が、以前のゴミ焼却所の辺りだったことから、ゴミの焼却所が「おっぱしょ」と呼ばれるようになり、ゴミの焼却所の場所が変わってからも「おっぱしょ」と言う名前だけが残ったのだそうです。

私も祖母に「「おっぱしょ だっこしょ」言うてお化けがでんねんてぇ」と話してもらったことがありますよ。
Commented by COSMIC at 2009-03-13 19:48 x
ぐみさん、こんばんは。
そうなんですか。確かに「おっぱしょ」は徳居町のあたりだと言ってましたが、そんな伝えばなしは母も知らないようでした。検索したら、徳島に「おっぱしょ石」というのがあり、「おっぱしょ、おっぱしょ(背負ってくれ)」と言うので、背負ったら重過ぎて落ちてしまい2つに割れ、それ以来、喋らなくなったという民話があるそうで、そちらと関係あるのかと思ってました。それにしても阿波の言葉と伊賀の言葉になんらかの共通点があるようですね。
Commented by ぐみ at 2009-03-14 08:44 x
阿波はちょっとわからないのですが、
同じく四国の伊予と伊賀とはちょっとしたつながりはあります。

藤堂氏が入る前、伊賀は筒井氏によって治められておりました。その筒井氏は伊賀へくるまえ伊予におられたそうで、伊賀へ変わられる際、伊予の商人なども連れて来たという話です。
ですから、伊予のことばが伊賀にあったとしてもそれは十分歴史的に考えればあり得る話だとおもいます。

また、地域を問わず、方言というのは、中央から地方へと伝播してゆき、中央で廃れた後でも地方で残っていることが時々ありますので、阿波と伊賀ともよく似た言葉が残っているということは十分あり得る事だと思います。

もちろんそれ以外にも、何らかの理由で、阿波と伊賀との共通点があるのかもしれませんので、
もし何かお分かりになりましたら、是非お教え下さいね
Commented by こんばんは at 2009-03-14 20:38 x
ぐみさんは方言について詳しくご存知なんですね~。すごいです。阿波弁について調べたのですが、阿波地方で作られていた藍を求めに来る大阪商人の影響で関西弁に近い方言になったようですが、伊賀との関連はわかりません。四国、北陸では京言葉の影響も強いそうです。
「いぬ」(帰る)という言葉も阿波で使われてるそうです。
よく父が「はよ、いね」と言っていたのを思い出します。
柔らかいことは「やらかい」って言いますよね? 阿波では「やりこい」・・・ものもらいは「めいぼ」・・・「はしかい」(喉がはしかい、とか)も使うそうです。
調べていると楽しいですね。

ぎょうざ、80個も作るのですか!!すご~い。私は面倒くさがりの上に、病気がちなので、ようしませんが(^^;
Commented by ぐみ at 2009-03-15 01:28 x
いえいえ、全然詳しくはありませんが、
話している言葉はほぼ「伊賀弁」だと思っています。
「伊賀弁」が懐かしくなられたら、お寄り下さい。
端々に「伊賀弁」が登場しておりますので(^^)
ちなみに、うちの子どもらは完全伊賀弁です。(笑)
寒い=さぶいですから(笑)
Commented by ぐみ at 2009-03-16 17:17 x
エライまちがいをしておりました。
伊予にいたのは、筒井さんでなく藤堂さんでした。
お詫びして訂正いたします。m(ーー)m
by pen-p | 2009-03-05 08:41 | 方言・伊賀弁 | Comments(10)

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